2011年6月11日 (土)

美術館ツアー報告・国立西洋美術館

3月に予定してい国立西洋美術館ツアーは、震災の為延期とさせていただいておりましたが、本日開催の運びとなり本当に素晴らしい時間となりました。
アトリエでは毎年3月の春休みに様々な美術館へおじゃまさせていただいています。
小さい子が美術館で絵を見る?
私どもが子供の頃は、そういう事は特別のことのような風潮があったように思います。
子供はそこらじゅうを走りまわり、作品に何かあったら大事になってしまう・・
美術館は大人の場所だ!というような雰囲気がありました。
しかし、公共の場所だからこそ、早いうちからマナーを学ぶ必要があるのです。
T・P・Oということを大人が子供に教えてあげるべきですね。
          美術館に入る前にしてはいけないことを説明する
Dsc_0074

鑑賞教育というのは実はかなり重要だと最近感じています。
いつも美術館ツアーでお世話になっている久保先生もおっしゃっています。
作品は観る者が、好きに観ればよいのです。
作品の細部を眺めたり、何故このような事を描いているのだろう?とギモン抱くのが大切なのです。そのギモンを解決すべく、図書館に向かい、動植物、科学、歴
史の扉を開くのです。私はエデュケーターとして、絵についての説明をするの
ではありません。物事を客観的に捕らえ、分析する能力を養い、五感を使って
鑑賞するお手伝いをしています。最終的には、美術を通して感謝する事や生命
の尊さなど、生きて行く上で大切な事を伝えたいと思っています。

Meet the artより抜粋)

子供の頃は、とても感受性が豊かなので、絵を直感的に見ます。
小さい子に絵の歴史や作者の意図を話して聞かせる前に、絵を見て気持ちを豊かにしていくことが大切だと考えます。
幼稚園児の親子ツアーに初めて参加されるアトリエ生のご家族は、とても緊張なさっていますから、まずは久保先生が子供たちに問いかけること、作品を見ながらのやりとりをそばで見ていただきます。
それを参考にしながら、一緒に作品を見ながらコミュニケーションをとっていくという手法です。
ここは親子でということを大事にしたので、お父様お母様だけで見入ってしまってはいけません。(笑)
一緒に楽しむというところが大切なのですね。
幼稚園の子も1時間タップリと鑑賞する事ができました。

変わって小学生のツアーです。
こちらは子供たちと我々だけで1時間半作品を見ていきます。
本日は小学校1年生から5年生のアトリエ生が参加しました。
中には初めての子も居ましたが、幼稚園時代の親子ツアーからずっと続けて参加している子も多くいましたので、もう慣れたものです。
やはり初めてのお子さんは、緊張もあってかいつも元気なお子さんでも神妙にしていました。
          ロダンの考える人を見て、何を考えているのかを想像する。
Dsc_0075
     国立西洋美術館には3体の考える人があるので、残り2つを探すことを話しています。残り2体は外にあります。 
小学生には、描かれた時代について、絵の技法や画材についてのお話をしていただきました。
宗教画も多く見ましたが、キリスト教系の幼稚園や小学校に通われているお子さんは、日頃からそういった環境にいるため、すんなりと受け入れることが出来ているようでした。
Dsc_0076             雨が上がって緑が美しい国立西洋美術館

参加者の皆様お疲れ様でした。

久しぶりにJR上野駅から美術館に向かいましたが、駅の中が開発されてたくさんのお店がひしめき合っていました。
時間待ちで入った紀伊国屋さんで思わず買ったパンダサブレ。
Dsc_0077                    可愛いですねえ
今日は午後からの開催でしたので、午前中は上野動物園でパンダを見たお友達もいたようです
楽しい週末になりましたでしょうか。

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